お医者さんならすぐに結婚できると皆思うようだ。
確かにお医者さん希望の女性は一定層いる。
だけどこのお医者さんはなかなか大変なのだ。
なぜかといと
医者というだけで申し込みが多い。
医者という事で自信がある。
それゆえ彷徨う婚活になりがちな事と
希望する女性がうんと離れた年齢とお顔 ここばかり。
ましてやお医者さんこそ子供が欲しいとなったら20代にいく。
医者の合コンもよく開かれている。
男性3000円なのに女性20000円などというパーティーもあった。
それでもお医者さん希望の女性は参加する。
夏にはヨットでのクルージングパーティーがあった。
その時は女性の顔写真をまず見せてから参加できるかどうか決まるというもので
タレントのオーディションじゃあるまいし
飽きれた話だと思ったけど
それでも色々な相談所が女性のプロフィールを主催者に渡していた。
私はそこに参加する男性はまじめに結婚を考えいるというより
ただ単に優越感に浸って楽しむためだけに参加しているような気がする。
話しは戻って
うちのお医者さんが決まるまでには紆余曲折があった。
40過ぎているのに20代ばかり希望すると
記念受験みたいな(笑)記念お見合い女性がたまにOKだす。
この「たまに」に味を占めて いけるんじゃないかと思ってしまう。
最初入会した時は35歳までと言っていたが段々と年齢が下になってきた。
まずい.........と思ったけれど
遅し。
どんどん20代にお申込みをする。
たまにお見合いになったりするが
断わられる理由が
「歳の差を感じた。」
「上司のようだった。」
「生理的に無理だった。」
この3点が圧倒的に多かった。
だから彼にはそのように正直に伝えて年齢を引き上げないと結婚まで繋がらないと
何度か話した。
結婚したいのでしょう。。。。
彼がそんなに20代が良いならと何人かの仲人さんと開くパーティーに出てみる?と
すすめてみた。
60人のパーティ。
立食でフリートーク。20代の可愛い女性たくさん。
非会員の年収高めの男性が多く、パーティー慣れしている人が多かった。
一目瞭然。そういう人が集まるパーティーは雰囲気が違う。
皆慣れている。
そんな中で彼は全く動けない。
私が「話してきて」と言ってもなかなかいけない。
若い女性がたくさんいてもその女性達に話しかけるのは難しかった。
その時彼自身が気付いた。
自分の活躍する場所は結婚相談所なんだということ。
医者という肩書がものをいうプロフィールをみてOKしてくれる女性と
1対1でゆっくり話ができる
そこが彼の活躍するフィールドだった。
人にはそれぞれ活躍する場所があると思う。
そこで活動することが結婚への近道だと思う。
彼自身もそれがわかったと言っていた。
そして彼にとって重要な事は医者という仕事に理解があるという事だった。
お医者さまと結婚すると世間体が良いとか、贅沢ができるみたいな女性より
開業医だからの大変さをわかってくれるような女性。
自分の親 兄弟 が医者という家系だったり
本人が女医さんだったり。
もう一度年齢や家系を見直した。
そしてようやく決まった。
お父様がお医者さんの娘さん 34才
彼も色々経験して感じた事が多かったと思う。
落ち着くところに落ち着いた成婚だった。
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