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  • 執筆者の写真和田みつり

ネットフリックス 「今時インドの婚活事情」


ムンバイを拠点とする敏腕仲人シマさんが、アメリカとインドを股にかけて、富裕層の依頼人たちのために相手を探してマッチングするリアリティ番組。


この番組が非常に面白かった。


インドでは今でも恋愛結婚は少なく、結婚は家名と財産にかかわり、家族の一大事になるようだ。


同じような仲人の仕事をしているし、状況が手に取るようにわかるので

とても興味深かった。


最初は3人の男女にフォーカス。


その中でも34歳の女性弁護士の超わがまま 希望条件の多さ。


加えて 無知な人NG(自分以外の人を見下す言葉も多い) 同じ背景や経験を持つ人希望


でも同じ弁護士はNG 


本人は料理嫌い。のんびりすること嫌い。


笑いのセンスはいらない(ユーモアなセンスがあると書いてあっただけでむっとした)


言いたいことを言う彼女の条件を聞きながら、シマさんは表情はにこやかに聞いているが

心の中は想像に値する。


好みと少しちがっただけで、「シマさんはわかっていない。ちゃんとこちらの理想の相手を連れてきなさいよ」ぐらいの勢い!!


プロフィールを見ているところには、母親や親戚も同席しているし、(結婚は家族の問題)条件にあわないと本人もさることながら、母親の表情もわかりやすいぐらいすぐに顔が固まってしまう。


お母さんは自信ありげに言う「娘が34歳まで相手が見つからなかったのは、多忙だったから」それを聞いてシマさんの表情がなくなっていくのが面白い。

そこじゃないだろう...こんな条件に合う男性いますか・・・・と突っ込みたくなる。


相手に望むことだけじゃなく相手に合わせることも大事だとシマさんが言うのに対して


「私は今のままで大丈夫 変わる気はない」という。


シマさんは問題は相手ではなく彼女の心の中だと・・・・


ホント それそれ。


条件にあてはまる人を紹介して会ったとしても何かとと文句をつけてくる。

人への評価が厳しいのだろう。自分は野心家だからそういった人でないと価値観があわないとも言っていた。


一緒にいて疲れそうな女性だ。なるべくかかわりたくないと思う男性は多いのでは?


まさに結婚できない女性の特徴をとらえているのがおかしい。


これはインド独特の風習だと思う人もいるかもしれないけれど


友達や知り合いの前ではよそいきの顔をしている人も


結婚相談所では本音が出るから


この話と同じような会員さんは実はたくさんいる。


そしてこの弁護士の女性のようにこじらせている。


このドキュメンタリーはまだまだ先に続くが、シマさんのマッチングリストがすごすぎて


シマさんはただ者でないと感じた







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